大雪山倶楽部

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代表/愛澤 美知雄

 

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2019.5.29 大雪山 山守隊



平日にもかかわらず50名もの人たちが駆けつけてくれました。残雪を利用して登山道整備に使用する資材を現場までソリで搬送しようという試みです。当麻乗越近くの泥濘個所に木道を敷くのが目的です。

 

姿見駅前の積雪はまだ1~2m、現地までうまくつながっていてくれれば幸いです。

急斜面あり、雪の消失個所ありで困難を極めて何とか登り切りました。

ピウケナイ川渡渉地点、ここで終了

雨の中姿見駅に帰着

2018.9.01 大雪山 登山道整備


「たまには山に恩返しin旭岳(裾合平)」、30名余りのボランティアが参加して行われました。

整備に必要な道具、資材を背負子やザックなどで2時間ほど運びます。

山はすっかり秋の様相

 

白鳥の雪渓がわずかに確認できます。

 

 

ヤシネットをロール状に巻きチングルマの生え際に当てて凍上などによる土壌の落下を食い止め、種子が付着しやすいような環境を作る作業

腐敗、崩壊が進む木道の一部を沢にある砂利などを利用して砂利道に切り替えたり、角材や丸太を使っての補修、交換作業とチームを組んでのスピーディな仕事ぶりです。

 

 

終了後、偶然お会いした山仲間の先輩

 

2016.9.03 登山道整備講習会


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環境省、振興局、山岳関係者、一般ボランティアなど30名余りが旭岳姿見駅に集まり登山道整備の講師の指導のもと、いつもお世話になっている登山道に「たまには山に恩返し」という感謝の気持ちを元に行われました。

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目的地までの資材、道具などは人力での運搬です。

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施工前の状態、雪解け水、雨水が流れどんどん削られ、右側の植物帯に踏圧による新たな踏み跡が広がっているため、少しでも進行を食い止めるべく行われました。(裾合分岐周辺)

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施工後、丸太によって桝を作り、左を水路、右側には大小の石材を敷き水路側を低く施工し歩行用にと分離した。

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傷んだ木道は残置の枕木に丸太を敷き補修。

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ほとんど崩壊した木道は基礎になる部分にテンサー工法で石積みしその上に枕木を渡し、角材を斜度を付けないように止めて補強した。

2016.8.25 大雪山 裾合平


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姿見駅から15分、夫婦池から地獄川を越え裾合平方面へ進むと濃い藍色のリンドウの群落が目に飛び込んできます。旭岳を背景にアキノキリンソウ、チングルマ綿毛とエゾオヤマリンドウ

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中には白花も

 

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裾合平ではひと月前にぎわったチングルマが綿毛となり大群落を作り、名前の由来となる稚児車が風に吹かれ回っているかのようにも見えます。

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当麻岳から北鎮岳への稜線、中央は大塚

 

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裾合平チングルマ大群落の核心部、後方は旭岳

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裾合平の環境保全のため登山道の浸食が広がらないよう少しでも食い止めることができればとボランティアによる作業を行っています。

テンサー工法:高強度のプラスチック製のネットを丸めたものをつなぎ合わせ、中に砂利や石を入れ土砂の流出を少しでも止め、植生の回復を促す工法。