大雪山倶楽部

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代表/愛澤 美知雄

 

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2020.8.02 富良野岳


十勝連峰のなかで火山活動がいち早く停止したため最も緑の多い山。高山植物の種類も多い。”花の百名山”

ギンリョウソウ  全身がろう細工のような透明感があり葉緑素を持たない菌寄生植物

トカチフウロ:花の上の露が風で動く情景を名前にしたそうな”風露草”

ミヤマリンドウ 悪天候になると花弁を閉じる

花弁には妖しい紫と筋模様が浮き出た毛細血管のように見えるダイセツトリカブト 大雪山固有種

コウメバチソウ 天満宮の神紋

秋のお花たちが目立ち始めました。 小さなひまわりのような花を1個付けウサギの耳を思わせる葉のウサギギク

 

ピンクのかわいいコイワカガミも見納めです。

 

エゾツツジがまだ元気でした。

ミヤマオグルマ、フタマタタンポポ

 

エゾルリソウ

岩によく似あう、イワギキョウ

山仲間たちと

北尾根全景、尖峰(鉾岩)から更に尾根が伸びている

雲間から見え隠れする十勝岳。稜線を辿ると三峰山、上ホロカメットク山、十勝岳へ続く。また上富良野岳からD尾根を下り十勝岳温泉へ出るコースも魅力のあるオススメルートです。

 

2020.7.24 富良野岳


 

十勝岳温泉口を出発するときにはジリ模様だった天気もD尾根を越えるあたりから青空と山肌の緑が眩しいくらいになってきました。三峰山

コウメバチソウ 天満宮の梅鉢紋として採用されている。

厚く光沢のある葉を鏡に見立てイワカガミ。 コイワカガミ

葉に暗紅紫色の斑点のあるウズラバハクサンチドリ。富良野岳には割と多く見られる。

リピーターさんもしばらくぶりの富良野岳でお花を堪能。

エゾノハクサンイチゲに替わって斜面にはハクサンボウフウとチシマノキンバイソウの群落が見事

稜線上の斜面に多く見られるエゾツツジ。

 

なぜか親しみを感じるミヤマアズマギク

茎は普通のたんぽぽのように中空でなく中実。二股状に分かれ1個、時に2~3個の花が付く。

全体に細い毛が生え白っぽく見えるミヤマオグルマ

花の色が淡いトカチフウロ。がく片に長毛が密生している。

富良野岳の個体数も年々減ってきているようです。エゾルリソウ

眼下には原始ヶ原の姿

長く伸びた雄しべが目立ちブラシを思わせるハクセンナズナ。

2020.7.09 富良野岳


7月9日木曜日に十勝温泉から富良野岳へ、さらに稜線を歩き上富良野岳を周ってきました。

稜線上は、お花の盛りを迎えています。

富良野岳肩から富良野岳山頂にかけてはお花畑の大きな群落が広がり、上富良野岳にかけての稜線には小規模な群落がここそこあります。

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富良野岳北尾根の象徴「ホコ岩」がくっきりと見えます。

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朝日と朝露に濡れるチングルマの群落

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開きかけたチシマノキンバイソウ

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エゾノハクサンイチゲの群落が圧倒的に斜面に広がっています。

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エゾヒメクワガタも咲いています。

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富良野岳山頂                森田


2019.7.23 大雪山十勝連峰 富良野岳


天気が良くなる兆しでしょうか。

縦走路分岐に出ると十勝岳の姿がくっきり

長い雄しべが目立つハイオトギリ

東京からお越しのリピーターさん、この景色と花の多さに感動

富良野岳とトウヤウスベ山に囲まれた原始ヶ原湿原、まるでゴルフ場

エゾノハクサンイチゲがまだ見られました。

可愛いピンクのコイワカガミがあちこちから采配を振っているよう

富良野岳の核心部、十勝連峰の中では最も緑に覆われ登山者を惹きつける山です。これはいち早く火山活動を終えたためで高山植物の種類も多く花の100名山にもなっています。

前富良野岳

エゾルリソウ

 

2019.7.15 大雪山 十勝連峰・富良野岳


荒々しい安政火口とカミホロカメットク山

十勝岳、カミホロカメットク山とは対照的に緑に覆われた富良野岳

ブラシを思わせるハクセンナズナ

群生すると金色の海になるミヤマキンポウゲ

淡い紫に露が似合うトカチフウロ

エゾノハクサンイチゲの大群落

淡い紅色が印象的、コイワカガミ

ピラミダルな姿を見せる頂上への稜線

ウズラバハクサンチドリ

十勝岳と八手岩

エゾアズマギク

エゾルリソウ

ミヤマオグルマ

鉾岩、北尾根に続く稜線

雲間に見える十勝岳と安政火口

シロバナハクサンチドリ

 

2019.6.18 大雪山 富良野岳


昨日の低温と雨で稜線は雪が降ったように真っ白。

最近は韓国からのツアーが来られるようになりました。残雪期の登山が受けているそうです。

お花たちも咲き出して来ました。縦走路分岐からはエゾノハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、エゾコザクラ、コメバツガザクラ、チングルマなどが見られます。

 

コメバツガザクラ

 

十勝岳方面

頂上までの稜線は雪渓が残り歩行時はしっかりとキックしながら慎重に。

 

2017.7.30 十勝連峰 富良野岳~上ホロカメットク山縦走


火山活動が早くに終息したため連峰の中では最も緑が多く、高山植物が非常に豊富でお花の百名山としても人気の山

富良野岳登頂後に縦走する三峰山を見上げる

縦走路分岐から上ホロ、十勝岳方面

富良野岳への急峻な斜面にはエゾノハクサンイチゲ、トカチフウロ、エゾツツジなどの群落が見事

可憐なコイワカガミ

エゾツツジと十勝岳方面

わずかしか残っていないエゾルリソウ

昨日の黒岳~旭岳縦走に引き続き好天のなかの富良野岳頂上。この後は上ホロへの縦走へ

右に境山、下ホロカメットク山。中央部が三峰山~上富良野岳~上ホロカメットク山への縦走路

三峰山への登り、背後は富良野岳

三峰山を越え上富良野岳への頂上稜線

上ホロカメットク山への登り、右下には安政火口の荒々しい地形が続きます。中央に八ッ手岩

上ホロカメットク山と十勝岳。二日目の縦走登山お疲れ様でした。

安政火口全景

 

 

 

2017.7.24 十勝連峰 富良野岳~上ホロカメットク山縦走


登山口の十勝岳温泉から30分、大雪山のなかではめずらしく荒々しい地形の安政火口付近、右に上ホロカメットクと八手岩

エゾルリソウが見たくてこの山を訪れる登山者も多い富良野岳。上ホロカメットク山周辺の荒々しさとは対照的に頂上付近まで植物が多くお花散策が楽しめます。

上ホロ分岐の岩陰に咲くエゾコザクラ

登山道脇にはチシマノキンバイソウなどの高径草本が多く見られます。

ハクセンナズナ

トカチフウロ

縦走路分岐からは十勝岳への縦走稜線が続きます。(三峰山~上ホロカメットク山)

分岐からが高山植物のお花畑。女王のコマクサがお出迎え

濃い朱色のエゾツツジ、遠くからでも目立つお花です。

ウズラバハクサンチドリ、ホソバノキソチドリ

葉まで美しい、ヨツバシオガマ

濃い山吹色が鮮やかなミヤマキンバイ

急斜面に咲くエゾノハクサンイチゲ。大規模な群落は終わっていました。

可憐な姿にはいつも癒されるコイワカガミ

急峻な頂上稜線の尾根歩きが続きます。

斜面一面がエゾツツジ色

トカチフウロ群落

昨日の雨竜沼湿原に続き富良野岳のお花の美しさ、多さに感動されていました。

チングルマの綿毛を見ると秋の風を感じ始めます。

不思議な透明感のある瑠璃色の花、エゾルリソウ。限られた高山にしか分布しないので大切にしたいものです。

北海道でしか見られないフタマタタンポポ

富良野岳頂上から見る十勝岳。         イワブクロ

雲海に浮かぶ旭岳方面

前富良野岳(夏道なし)

縦走路分岐、三峰山への取り付きから富良野岳を望む

イワギキョウ

 

 

 

 

三峰山への岩稜帯を行く

マルバシモツケに仲良く止まって食事中のクジャクチョウ、コヒオドシ

 

もう少しで上ホロ

熊ふん

上ホロへの登りは今までと一変、荒々しい景色が続きます。安政火口と三段山

上ホロ頂上、雲の中には十勝岳

上ホロ分岐へのD尾根からの上ホロカメットク山と十勝岳

2016.7.15 大雪山 富良野岳


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好天の二日目、富良野岳を目指して十勝岳温泉を出発。大雪山には数少ない荒々しい安政火口の姿に感動

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D尾根から見る安政火口

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尾根から見る富良野岳は十勝岳とは対照的に頂上まで緑一色

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エゾコザクラ

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チシマノキンバイソウ

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トカチフウロ

 

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富良野岳の斜面はお花で満開状態、特にハクサンイチゲがすごい。

ハクサンイチゲ

コイワカガミの多さにもびっくり

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エゾヒメクワガタ

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アズマギク

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エゾルリソウ、開花まじか

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二日間とも好天に恵まれ、またすばらしいお花畑を堪能されました。山口県から来られた皆さん最高の山歩きでした。

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ハクセンナズナ