
8ヵ月ぶりに銀泉台線が開通。まだ残雪が多く見られる登山道にはショウジョウバカマの鮮やかな姿が目につきました。

第一花園はまだ厚い雪の下、大斜面を滑降するスキーヤーが最後のシーズンを楽しんでいました。右奥、ニセイカウシュッペ山

大斜面をトラバースしてコマクサ平方面へ。 雪山歩きが不安な方は簡易アイゼンの装着をお勧めします。

悪路だった第二花園への登山道は整備され大変歩きやすくなりました。


第二花園雪渓

ヒメイソツツジ

イワウメ

コマクサ平ではコマクサの花芽が葉の中から顔を出してきました。強風のためウスバキチョウは確認できず、ダイセツタカネヒカゲ1頭岩陰に身を寄せているのが確認

見事なミネズオウの群落

第三雪渓はコース中最大の雪渓。シートラで最上部を目指すスキーヤー

第四雪渓

赤岳頂上周辺は猛烈な強風(瞬間風速で30m/S)のため小泉平方面への登山は中止。

白雲岳、旭岳方面

烏帽子岳、黒岳、凌雲岳方面

メアカンキンバイ

登山道沿いには露に濡れたチシマフウロが迎えてくれました


ツマトリソウ

摩周湖展望台側からと西別岳側からとの分岐

高低差のないトレッキングコースですが、最後の頂上への急斜面は注意が必要です。

濃い紫のミヤマオダマキ

頂上からは全く展望できず。足元にはエゾツツジ、キクバクワガタ、ミヤマハタザオ、ヨツバシオガマが咲き出してきていました。




チシマザクラ

下山途中に見せてくれた摩周湖湖面と摩周岳の山裾。

D尾根上部にはかなりの残雪、特に尾根に出る直下では要注意です。

ショウジョウバカマが鮮やかな紫色で迎えてくれました。

上ホロ分岐周辺はまだ厚い残雪、上富良野岳方面への急階段もまだ2/3は雪の下です。

厚いガスで視界不良、霞む八手岩


ピンクの星をちりばめた、ミネズオウ

花が3個ずつ付き米粒状の葉のコメバツガザクラ

愛知県からのリピーターさん、上ホロ頂上では青空も

安政火口にアーチ状の虹

上ホロ避難小屋

十勝岳頂上からも視界不良で展望なし

霧雨に濡れ色鮮やかなウコンウツギ

カラフトイソツツジ

土砂崩れで閉鎖になっていた天人峡羽衣の滝遊歩道がこの6月11日、5年ぶりに開通します。

東川町、上川振興局、大雪山国立公園パークボランティアによる開通に向けて遊歩道の安全確認や側溝に溜まった泥のかき出し作業を行いました。


以前あった展望台は全く確認できないほど崩壊、土砂崩れのものすごさを見せつけられました。

滝の展望はこの羽衣橋からと対岸左奥の地点からがビューポイント。

地肌が表れている部分が崩壊個所

日本の滝100選、落差270m、国内第2位(立山の「称名の滝」に次ぐ)