大雪山倶楽部

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代表/愛澤 美知雄

 

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2012.4.30 旭岳 姿見の池



うっすらと降雪があり旭岳が薄化粧した朝の景色。

姿見駅前は気温+4℃、風速8m、積雪1.5m とかなり早い速度で雪融けが進んでいるようです。

この連休を利用して五日間, 旭岳温泉に滞在しスノーシューハイキング、スキー、グルメなどを楽しまれる計画で、次回の訪問の下見も兼ねているとのこと。初日の今日は申し分のない天気に恵まれはじめて見る旭岳と大雪原に圧倒されていました。

すり鉢池の底には水が溜まりはじめました。かなり早い現れ方のようです。

湧駒別園地のミズバショウもだいぶ開きはじめてきました。木道はまだ雪の下で長靴、スノーシューが必要です。雪渓からはずれないで観察してください。

 

2012.4.29 十勝岳



昨年5/16に来たときは望岳台から頂上まで残雪が繋がっていたのですが今年はあまりにも少なく小屋までで三回スキーの着脱を強いられました。ここ数日の高温による融雪が進んだためでしょうか。ひとつきほど早いような気がします。

今回より半月も遅かった昨年と同一地点からの画像を比べても積雪量の違いが分かります。

高曇りでしたが富良野岳への稜線もはっきりと見渡すことができました。十勝岳頂上から。

旭岳方向には美瑛岳の荒々しい爆裂火口 。残雪の縞模様が目を引きます。頂上右上にはオプタテのピークも。

避難小屋裏手の大斜面。

 

 

 

 

 

 

 

 

2012.4.27 突哨山  春の妖精たち



連日の好天で突哨山の妖精たちが一斉に咲き出しました。カタクリはまだ五分咲きですがフクジュソウ、エゾエンゴサク、エゾイチゲは満開状態です。連休には間に合いそうです。

カタクリは開花するまで10年近くかかるそうです。林の木々が葉を出す前までに花を咲かせ結実させなければなりません。虫たちに寄ってきてもらうため精一杯の装いをしておいしい蜜をあげています。

光沢のある厚い葉には血管のような葉脈が走っています。

雪の下で過ごした葉は泥やキズがつき痛ましい姿ですが黄色の花(がく片)は良いにおいを放ち虫を誘っているようです。

コヒオドシ、クジャクチョウが長い越冬生活から解放され落ち葉に羽を休めたり、相手を捜し求めて忙しく飛び回っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012.4.22 旭岳 湧駒別園地



旭岳ロープウエイ山麓駅裏の湧駒別園地ではやっと色の付いたお花が咲き出しました。「エゾノリュウキンカ」、葉も花弁(がく片)も暖かい日差しを一杯に受けて若草色と黄色のコントラストが鮮やかに目に入ってきます。膨らんできた蕾も開くタイミングを伺っているようです。

タケノコのようにあっちこっちからニョキニョキと葉芽を出してきたミズバショウ。

なかには真っ白な  仏炎苞 を見せ始めているものも。

園地の木道はまだ雪の下で利用はできません。スノーシューを使って残雪を伝っての観察となります。

登山口の雪尺は1.5mを指しています。暖かい日には10cmほど解けて いくようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012.4.21 キトウシ山(南斜面)



大雪山はまだまだ雪の装いですが山麓では春の芽生えがあちこちで勢いよく落ち葉を破って出てきています。その一番手はフクジュソウでしょう。金色のパラボラを陽に向けてまるで電波望遠鏡の基地のような姿にも見えます。(東川町キトウシ山)

青い色のエゾエンゴサクも咲き出し、なかには濃い紫色をしたものも。

この色が一般的な青色。

お目当てのカタクリはほとんどがピンクのつぼみをもたげもう少しお待ちくださいと言ってるようです。

一輪だけが自慢げに花びらを開き早く虫たちにおいしい蜜のありかを教えるかのようなギザギザ模様も見えます。

オオバナノエンレイソウも葉が開きだしてきています。春の妖精たちでにぎわうのももう少しです。

2012.4.15 上忠別山 1121m



天人峡温泉入口にある羽衣トンネル手前200mから高低差400mの崖尾根をスキー・スノーシューで登攀、そこからは緩い稜線の登り、頂上まで三時間あまりの行程でした。

山歩きの仲間(e登山)とともに総勢22名の団体ツアーなみの人数で好天のなか汗をかきかきの登りでしたが、頂上からのロケーションは疲れた体を一気に吹き飛ばしてくれました。

頂上から眼下に天人峡温泉さらに手前にはクワウンナイ川、山域中央にそびえる旭岳、後旭岳、白雲岳、緑岳と主立った表大雪の山々が一望できます。

さらに右(南側)にはポン忠別岳、忠別岳。左、深い沢筋が忠別川。

ポン化雲岳の右奥にはトムラウシ山

 

 

 

2012.4.14 快晴、旭岳姿見の池コース



やっと春の日差しを感じられるここ旭岳温泉、標高1100m、路面の雪も融けだし木々の冬芽も心なしか膨らんできているようです。

姿見駅前に降り立つと太陽光線が雪に反射し、サングラスをかけないと目を開けていられないほどのまぶしさです。気温+5℃、無風、雪面も暖気のため締まり歩きやすいなか大雪山もスノーシューも初めてという東京から一人旅で参加していただきました。羽田を07:00に発って10:00にはここ旭岳標高1600mの雪原を貸し切り状態で歩いています。

ほとんどまっすぐに吹き上げる噴気と旭岳。

風衝地では早くも高山植物が顔をのぞかせて始めてきています。

この時期ならではの尻滑り。

2012.4.08 久々の姿見の池コース



若者たちが桜咲く東京方面から積雪280cmの旭岳 姿見へ花見ならぬ雪見に来てくれました。

朝から旭岳が見え隠れしてまあまあのお天気。3月末、4月に入ってからも降雪が続き姿見駅周辺では3m近い積雪です。

日曜日とあってスキーヤー、ボーダーがどっと押し寄せロープウエイも臨時便を出して対応していました。

もくもくと吹き上がる白煙と音の迫力に感動でした。

 

現在は雪の下にある姿見の池の真上で旭岳をバックに。

新雪の積もった斜面の上を思い思いに滑ったり、歩いたりパウダースノーの感触を楽しんでいました。

 

駅舎の軒先にはまだ氷柱が下がり3m積もった雪にもとどいています。

今度は是非、厚い雪の下で春を待っているお花たちに会いに来てみたいとのことでした。

 

大雪山倶楽部のスノーシューハイキングは全コースまだまだ楽しめます。

大雪山倶楽部では夏山(グリーン)シーズンの申し込みを受け付けています。

お問い合わせにも即対応しますので、お気軽にどうぞ。