大雪山倶楽部

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2021.4.16 突哨山


国内有数のカタクリ大群落が観察できる突哨山では連日の暖かさに咲き出して来ました。「木もれびの路」ではフクジュソウが枯れ葉の中からまぶしい金色で虫たちに知らせているかのように輝いていました。

ナニワズ:オニシバリとも言われこの皮で鬼を縛っても切れないそうだ。

淡紫のエゾエンゴサク、群生することが多く突哨山北斜面の「ぴぴの路」で見られる

アズマイチゲはもうすこし先でしょうか。

稜線上の雪が消えると一斉に咲き出します

枯れ葉を突き破って花を咲かせるカタクリがあちこちで見られます

反り返った返った花弁には桜のような模様(蜜標)が見られます。

2020.5.12 突哨山



田圃には水が張られ代掻きが済み田植えの準備が整ってきています。大雪山も雪融けが進んではいますが稜線上のお花たちが咲き出すのは6月末頃でしょうか。

 

賑わいを見せていたカタクリはほとんど花が終わり、実を結んだ袋をもたげた姿が林床に目立ち始めました。

タチツボスミレ

フッキソウ

稜線になるカタクリルートには白いニリンソウに混じって白花のエンレイソウが咲き出しました。

オオバナノエンレイソウ

花弁が6枚に変形したもの

ミヤマエンレイソウとエンレイソウ

コジマエンレイソウ

シラオイエンレイソウ

 

2020.4.30 突哨山



木もれ日の路では、まるでカタクリたちが立ち上がって出迎えてくれているよう。

長い柄が特長のアズマイチゲ

稜線上のカタクリルートは一番の見頃

多肉質の葉に黄色の花弁が目立つユリ科のキバナノアマナ

群生することの多いエゾエンゴサク

整備された山頂広場

ピップイチゲ

キクザキイチゲ

ヒメイチゲ

あずき色の花弁(がく片)が咲き出したエンレイソウ。オオバナノエンレイソウ、ミヤマエンレイソウはこれから。

2020.4.18 突哨山



少雪の今シーズンは早い開花となりました。突哨山南斜面の木もれびの路ではピンクの反り返った花びらのカタクリが群れて咲き始めました。全体では5分咲きでしょうか。

虫たちから蜜標が良く見え、吸蜜しやすいように力いっぱい反らしている姿が印象的です。

淡紫色のエゾエンゴサク、群生することが多く見られます。

金色の花びらはまるでパラボラアンテナ、中央に虫たちが集まっているのが見られます。

ナニワズ、夏に落葉する濃い緑に黄色がよく映えて見えます。

開花準備ができ明日にでも咲きそう

オオウバユリの葉は血管のような葉脈と光沢のある輝きが特徴です。

キタコブシが膨らんできました。

 

2019.5.14 突哨山



 

比布側に見られるミヤマエンレイソウ

シラオイエンレイソウ 雄しべが雌しべより短く花弁は横向き、葉が大きく波を打っている

オオバナノエンレイソウ

エンレイソウ

ヒダカエンレイソウ

八重のオオバナノエンレイソウ

カタクリはほとんどお花が終わりピンクの林床はニリンソウ、エンレイソウが見頃です。

表大雪から十勝連峰までを一望

2019.5.05 突哨山



昨日からの好天で突哨山のカタクリは満開状態。特に北側(比布側)がピークです。

 

比布側、村上山公園口にはエゾエンゴサクの群生が見られます。

オオバナノエンレイソウが咲き始めました。

エンレイソウは一足早く見頃です。

ヒメイチゲ

アズマイチゲ

キクザキイチゲ

ピップイチゲ

ピップイチゲ

ピピの路からの眺め。旭岳から愛別岳

 

 

 

2019.4.29 突哨山(とっしょうざん)



突哨山は国内最大級のカタクリ群落として今年もピンクの絨毯を見せてくれています。

 

アズマイチゲ

エゾエンゴサクの絨毯も見事

2018.5.27 神居尻山(かむいしりやま)



標高1000mに満たない山ですが尾根の南側は切れ落ち迫力ある鋭い山容、また花の種類が多くこの時期はカタクリ、シラネアオイ、エンレイソウ、キバナイカリソウ、ムラサキヤシオ、エゾノハクサンイチゲ、ミヤマアズマギクなどが色鮮やかな姿を見せてくれます。

ムラサキヤシオ

キバナイカリソウ

オオバタチツボスミレ

シラネアオイ

ミドリニリンソウ

ヒトリシズカ

オオカメノキ

急登から稜線へ出るとまだ雪の残る増毛連峰が白く眩しい姿を見せています。

ハクサンチドリ

ツバメオモト

ミヤマキンバイ

ミヤマオダマキ 花弁の先端部が黄色

エゾヤマザクラと増毛連峰

センボンヤリ

エゾノハクサンイチゲ

ミヤマアズマギク

ヒメナットウダイ

右に暑寒別岳、南暑寒別岳 左に奥徳富岳、群別岳

石狩湾の向こうには羊蹄山、ニセコ連山

 

2018.5.01 突哨山(とっしょうざん)



昨日の雪景色から一転、春の妖精たちが一斉に咲き出した突哨山へ。霧雨模様のためカタクリは花を閉じ天気の回復待ち状態。

群生する桃色のカタクリ、淡紫のエゾエンゴサクの中にひときわ目立つ白花のエゾエンゴサク

ピピの路に差し掛かるとヒメイチゲが多く見られます。

エゾエンゴサクの花道

白樺林に囲まれたエゾエンゴサクの群落

お昼には青空が見えだし、村上山公園のエゾヤマザクラの前でピンクのつぼみでしたがお花見弁当。視界が良ければ大雪山が遠望できます。

戻り道、閉じていたカタクリが見事に開いてくれました。

純白が眩しいオオバナノエンレイソウ

ニリンソウ

 

 

北邦野草園ではネズミを捕食したキタキツネの野生の姿も観察できました。

 

2018.4.19 突哨山



国内最大級のカタクリ群落が観察できる突哨山(とっしょうざん)では残雪を割って無数のカタクリが顔を出してきました。(谷渡り分岐~木もれび分岐付近)

木もれびの路へ入ってくると赤紫の花びらを下向きに大きく広げながら咲くものも見られますが、まだつぼみのものが多数。今週末からは見頃になりそうです。

眩しいくらいに黄金色の輝きを見せるフクジュソウは今が満開

キクザキイチゲ、エゾエンゴサクも咲き出しました。

アイヌの人たちの重要な食用植物のひとつだったオオウバユリ。血管のような葉脈と光沢のある葉が特徴