大雪山倶楽部

〒078-8232 北海道旭川市

豊岡2条8丁目4番21号

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代表/愛澤 美知雄

 

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2013.3.29 春休みのスノーシューハイキング



ホワイトアウトのなか噴気孔と姿見の池展望台までを目印の旗を立てながら進み無事、戻りのコースではビーチフラッグスならぬ雪原フラッグスを楽しんでくれた仲良し姉妹、昨年夏にも黒岳~旭岳縦走を母娘で大阪から来てくれました。今年も(昨年は雨)あいにくの天気でしたがどんな天気でも思いっきり楽しんでくれる、とてもプラス思考のお客様でした。

姿見駅舎のつららも二人にかかったらご覧の通り。

 

春休みの楽しい思い出をたくさん持って帰ってくれました。

2013.3.27 久しぶりの快晴・旭岳



3月に入ってひさしぶりの好天、青と白のコントラストがまぶしい一日でした。新雪が20cmほど積もりやや重い雪質でしたが踏み跡の全く無い雪原を気持ちよく歩いていただきました。

貸し切りの大雪原ではふわふわの雪に仰向けダイビング 。

もくもくと吹き上げる噴気も空の青にくっきり。

第五展望台付近より姿見の池、噴気孔、旭岳頂上

ロープウエイ車窓からもアカエゾマツ原生林越しに忠別岳、化雲岳、トムラウシ山方面がはっきりと確認できました。

旭岳公共駐車場では春スキーヤーの駐車スペース確保のため、3mほどの雪壁をショベルでの雪割り作業がすすんでいました。

2013.3.20 ホワイトアウト体験・姿見の池コース



外気温-10℃、風速10m、視界不良。東京では桜の開花が間近とのこと、大雪山の春はまだ先のようです。防寒着をしっかりと装着してあえて厳しさを体験したいと愛知から来られたとのこと。下界の様子からは全く想像できない世界を体験し、噴気孔からは強烈なパワーを感じていただきました。

姿見の池展望台では余裕のポーズ。

看板に出来たエビの尻尾による模様、強風により雪が吹き付けられて出来る現象。

旭岳ロープウエイ姿見駅はまだすっぽりと雪の中です。積雪量は優に3mは越えています。

 

*姿見園地周辺は天気がめまぐるしく変わります。相当な冬山装備が必要です。

 

 

 

2013.3.18 吹雪模様の旭岳噴気孔



今シーズンは風の強い日が多く姿見の池コースもしばらく催行出来ない日が続いていました。この日も風速13mと決して穏やかとはいえませんが、外気温が-3℃と高めだったため何とか向かうことができました。函館から参加された3名の女子グループ、高低差500mであまりにも違う気象条件を体感していただきました。

姿見の池展望台では何も見えないなか記念写真

山名表示盤にできたエビの尻尾、エゾユキウサギの痕跡、強風によってできる雪の風紋(シュカブラ)など厳しい環境ならではの自然現象などの観察もできました。

 

2013.3.16-17 沖里河山・音江山 交流山行



羅臼、札幌から山仲間がかけつけて一泊二日の交流山行、1日目は沖里河山で雪模様のなかパウダーの滑りを楽しみにガンガン高度を上げていきます。

狭い山頂での 1枚。

夜の交流会は遅くまで薪ストーブのまわりで酒を酌み交わし、交流を更に深めあった二日酔い気味の翌朝です。(マエダリズムハウス/カムイスキーリンクスにて)

青空ものぞく音江山は昨日からの新雪も積もり最高の滑りを期待して進める足にも力が入ってきます。

昨日登った沖里河山を左に見ながら頂上到着。

広い頂上には他のパーティも上がってきていてちょっとしたラッシュでした。

 

心地の良いパウダー、雪煙を舞いあげながらシュプールを刻んで 斜面を滑り降ります。

 

2013.3.04 旭岳冬山登山



昨日の沼めぐりコースにつづき今日はハネムーン一番の目玉、冬の旭岳登山を体験。この日に備え、装備も体調も万全、天気予報も風が少し気になるものの、まずまずのお天気のなか出発。

風によって出来た雪の風紋(シュカブラ)がすじ模様を作っています。

姿見の池展望台にある愛の鐘を二人でしっかりと鳴らし改めて新しい生活と旭岳登山の無事を祈願 。

モクモクと噴気孔から吹き上げる白煙を左に見ながらスノーシューで緩斜面を進みます。

5合目半でアイゼンに履き替え硬い雪面歩行に備えます。事前練習の甲斐あってすばやい装着でした。アイゼン歩行の基本練習を行いながら徐々に標高を稼いでいきます。

7合目を過ぎると気温は下がり、風も強まり大きな岩にはエビの尻尾が目立つようになってきました。

8合目の道標にもご覧のエビの尻尾が張り付き、吹き付ける強い風に耐えながらの登行です。

強風と低温 のためこれ以上の登行は無理との判断をし8合目で引き返すことに。

また来シーズン旭岳登山にリベンジ しますと強い思いを語りながら慎重にアイゼンを雪面にフラットさせながら下っていきます。

*旭岳山頂コースは晴れのみの実施です。申し込まれる場合は予備日を含めて検討ください。(登山靴、アイゼン10本爪必要です)

2013.3.03 ハネムーン in 旭岳



東京から旭岳へハネムーンで3泊4日の雪遊びに来てくれました。新雪の積もった雪原ではふわふわの雪にハートの形を作りあつあつのおふたりです。

カモ沼ではコガモが祝福してくれるかのように迎えてくれました。

腰まで埋まる深雪,ラッセル体験もしてもらいました。

あつあつの所に熱々のカップ麺とおにぎり弁当で昼食。

腹ごしらえの後は自分たちで汗かきかき作った滑り台でダイナミックな尻滑り体験。

午後からは天人峡・クルミの沢へ、穏やかな天気のなか巨木が立ち並ぶ森のスノーシューハイキング 。

樹齢900年といわれる「森の神様」カツラの巨木

2013.3.01 穏やか、カモ沼ワサビ沼コース



東京から親娘で参加していただきました。1日目はカモ沼ワサビ沼コースへ、気温0℃近くまで上がり穏やかなアカエゾマツ原生林をゆっくりと歩き森のこと、動物のこと、冬に見られる自然現象などをお話しながら2時間30分のハイキングでした。

幻想的なワサビ沼、あいにく今日はコガモの姿が見られませんでした。

池塘群湿原 のふわふわ雪原に薄日が差し青空も見えてきました。

今シーズン最高齢(古希を少し越えられた)の雪中仰向けダイブ 、お見事でした。

2日目は薄曇りのなか噴気孔へ、吹き上げる噴気と凄まじい音に驚かれ、パワーを全身で感じ取っていたようです。

姿見の池展望台からは噴気孔と旭岳の裾が辛うじて見ることが出来ました。今でも毎年、南・北アルプスに登山 をされているとのこと、大雪山にも挑戦したいと意気軒昂におっしゃっていました。