大雪山倶楽部

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代表/愛澤 美知雄

 

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2013.6.27 大雪山・緑岳



山裾では雪解けが遅れ開花が遅れ気味ですが、稜線では早くも競い合うように咲き出しています。緑岳から小泉岳への長い稜線上ではイワウメとエゾオヤマノエンドウが先ず目に入ってきます。やがて板垣新道分岐からはホソバウルップソウ、チョウノスケソウが見られます。

チョウノスケソウと緑岳へ続く登山道。(はげ山のように見えますが小さなお花畑が 延々とつづきます)奥にはトムラウシ山が遠望

ホソバウルップソウ(大雪山固有種)のピークは過ぎてきています。

エゾオヤマノエンドウ、右斜面は白雲岳、奥に後旭 岳、旭岳、熊ヶ岳

左側雪渓上部奥が緑岳頂上。

エゾタカネスミレ、これから黄色の大きな株があちこちで目立ち始めます。

コマクサもこれからです。近くをウスバキチョウが忙しく飛び回って いました。

ウラシマツツジの葉に 翅を休めるウスバキチョウ。

まだまだゴージャスな姿になります。キバナシオガマ(大雪山固有種)

レブンサイコとチシマキンレイカ

右、白雲岳(ピークは奥稜線)、左奥には後旭岳 、旭岳、熊ヶ岳方面

左側、石狩連峰、中央奥、ニペソツ山

第一花畑から見る緑岳。第二花畑までびっしり雪が残り、道迷いが頻繁に発生しています ので地図、コンパスをお忘れ無く。クマ除けの準備も。

*6月27日午前11時にやっと銀泉台口から入山できるようになりました。

 

 

 

 

2013.6.19 黒岳



やはり7合目から9合目上部までは雪山の世界、登りも下りもアイゼンの装着が必要です。6/30が山開きですが登山道が現れるのは無理でしょう。

頂上からポン黒岳の稜線は風衝地でもあり積雪はなく、イワウメ、メアカンキンバイ、ミネズオウ、キバナシャクナゲ、コメバツガザクラ、ウラシマツツジが見られます。

 

 

黒岳石室への雪原、このあたり雪が消えるとすばらしいお花畑を見せてくれます。頂上から20分ほどで来られますので、是非ここまで足を運んでください。

北鎮岳の白鳥・千鳥雪渓も今はまだ太め状態ではっきりとした形は分かりづらいです。

コマクサも咲き出してきました。ウスバキチョウの優雅な舞いも見られることでしょう。

黒岳東側斜面ではエゾノハクサンイチゲ、エゾイワハタザオ、ジンヨウキスミレ、ショウジョウバカマ、ミヤマキンポウゲ、カラマツソウ、ハクサンチドリが咲き出し、ナナカマドやウコンウツギが芽吹き始めてきました。

 

2013.6.17 旭岳・姿見園地のお花



姿見駅前のお花畑はまだ雪の下。やっと園地の案内板が顔を出してきました。

現在、キバナシャクナゲが満開。第四展望台から姿見の池展望台へ向かう遊歩道脇では濃いクリーム色の大きな花が特に目を引きます。

姿見の池もやっと 雪が解けだしてきました。

2013.6.16 神居尻山



一番目に付いたお花、タニウツギ。

標高1000mに満たない山ですが、切れ落ちた尾根は なかなかの迫力があります。花の種類も多く訪れる登山者もかなり多く見られます。

頂上からは展望が開け増毛山地の雪を多く残した稜線を望むことが出来ます。

オオカメノキ、ミネザクラの向こうには増毛山地の山々が連ねています。

神居尻山小屋の稜線奥にはピンネシリが聳えています。

ヨツバシオガマ

ミヤマアズマギク

エゾノハクサンイチゲ

ミヤマオダマキ

 

2013.6.08 旭岳・姿見園地のお花たち



キバナシャクナゲの濃いクリーム色の大きな花が目立ってくるようになりました。後方、当麻岳

夫婦池付近のミネズオウ。

メアカンキンバイ

コメバツガザクラ

夫婦池からの旭岳。遊歩道の雪はかなりの早さで解けてきています。

湧駒別園地の木道脇ではやっとチシマザクラが淡いピンク色の花を咲かせてきました。

同じ木道上から、エゾノリュウキンカ、ミズバショウも一番の見頃です。

 

2013.6.03 天塩岳



昨日は天塩岳の山開きが行われ、その後ヒュッテにて宿泊された登山客が帰り支度をしていました。

旧道コースから新道コースに下りる一周コースで出発。雪解け水が勢いよく流れ,渡し板では慎重に。

ラクダ岩から右の沢筋へ急な登りを越えると天塩岳頂上はすぐです。

頂上では360度の大パノラマ。天塩山系、北大雪、表大雪 の山々が一望できました。

左側の大きな山塊 が表大雪、右奥に十勝連峰、左奥にはニペソツ山も見えました。

正面、ニセイカウシュッペ山、平山方向、右奥に石狩岳

強風と雪の影響でねじれ状態のダケカンバ、左、西天塩岳。右、円山。

日当たりの良い円山の登り道沿いにはお花が咲き出していました。 キバナシャクナゲ

エゾイチゲ

ショウジョウバカマ

円山頂上から右、天塩岳。左 、前天塩岳。

円山頂上ではウラシマツツジが濃い黄緑色の壺状のかわいい花を見せてくれました。枯れ葉は昨年のもので鮮やかな紅葉を見せてくれました。花の後に新葉が付きます。

2013.6.02 黒岳



黒岳の東斜面はまだ雪山の様相ですが、リフト下のお花畑にはエゾコザクラ、ショウジョウバカマなどが咲き出してきています。

7合目駅を降りるといきなり雪山のお出迎えです。登山道はまだほとんど見えません、雪面はザクザクですが締まっていますのでツボ足で登ることができます。昨日の旭岳に続きこの黒岳の雪山登山に挑戦です。この時期アイゼン(6本爪以上)は必携。日曜日ということもありスキーヤー、ボーダーも急斜面を登っていく姿 が多く見られました。

頂上から更に北鎮岳でのスキー滑降を目指す若いグループ 。

急斜面の雪山登山、少し緊張しましたが楽しかったとのこと。頂上はガスがかかり展望はあまりよくありませんでしたが、雄大な大雪山の雰囲気は十分感じられたようでした。

頂上からポン黒岳の稜線は殆ど雪もなく夏道を進むと黒岳石室が目に入ってきました。

やはり小屋の半分ほど雪に埋もれていました。後方は桂月岳。(6/15オープン)

黒岳9合目付近

アイゼンを装着しての慎重 な下り。

黒岳駅到着、お花畑もまだ雪の下、高松台展望台ではロープウエイのスタッフの皆さんで除雪作業に精を出していました。

 

2013.6.01 旭岳 2



昨日に続き好天に恵まれた旭岳山頂コースへ埼玉から、参加しててくれました。毎週のように日本アルプスをはじめ周辺の山歩きを楽しんでいるそうです。

頂上からは広大な大雪山の残雪模様の大パノラマに感動。

後方はトムラウシ山、十勝連峰。

第四展望台周辺ではお花たちがやっと咲き出してきました。 コメバツガザクラ

ガンコウラン(赤く見えるのが花)

キバナシャクナゲも濃い黄色のつぼみが目立ちもうすぐ開花です。カラフトイソツツジも追いかけるように白いお花をお披露目してくれます。

 

2013.5.31 旭岳山頂



好天の旭岳山頂めざして東京からガッツな男子1名、職場の旅行を利用して参加してくれました。やる気満々、少々興奮気味の状態でしたがこの天気と景色では無理もありません。

姿見園地はまだびっしりと雪が貼り付き旭岳への登山道も7合目手前までは雪の状態ですがツボ足でも踏み抜きは無く快調に歩くことができます。ただし低温等で雪面が硬い場合はアイゼン装着された方が安全です。特に6合目の急斜面は要注意です。7合目から頂上までの登山道は雪が消えてすべて夏道となっています。

9合目を過ぎ金庫岩が左に見える地点から頂上方向。

旭岳山頂ではチェコスロバキアからの熟年パーティと記念撮影。

 

ちょっとした賑わいの山頂風景。後方右にはトムラウシ山、十勝連峰の峰々。

表大雪が一望、左から北鎮岳、凌雲岳、黒岳、赤岳と続きます。裏旭はかなりの残雪、視界不良時の道迷いにはくれぐれも注意、地図とコンパスは必携。

左奥のかすかな姿は今年が標高年に当たるニペソツ山、手前左から高根ヶ原、忠別岳、化雲岳、トムラウシ山、三川台 、十勝連峰とまだまだ雪の白さが目立ちます。

遊歩道の第四展望台付近は雪も解け夏道が出てきました。キバナシャクナゲが黄色いつぼみを膨らませてきています。

夫婦池の小稜線ではミネズオウの赤いつぼみが膨らみだし、開花しているものも見られました。

すり鉢池も解けだし水面が現れてきました。

姿見駅前の様子、テラスがやっとオープンしました。遊歩道の散策には長靴(姿見駅にレンタルあり)が必要です。