2017.4.24 突哨山
- 2017年04月25日
- 突哨山(とっしょうざん・ハイキング), 花と山歩き

今年も春の妖精たちが戻ってきました。突哨山ではカタクリ、エゾエンゴサク、キクザキイチゲ、フクジュソウなどが競って山の彩りを添えています。




ナニワズ

アズマイチゲ

クジャクチョウ
大雪山倶楽部
〒078-8232 北海道旭川市
豊岡2条8丁目4番21号
TEL&FAX/0166-31-8228
携帯/080-5591-0809
代表/愛澤 美知雄

今年も春の妖精たちが戻ってきました。突哨山ではカタクリ、エゾエンゴサク、キクザキイチゲ、フクジュソウなどが競って山の彩りを添えています。




ナニワズ

アズマイチゲ

クジャクチョウ

しばらくぶりの美瑛富士スキー登山、新雪が堅雪の上に5㎝ほど積もった歩きやすい斜面の樹林帯を美瑛富士1888m目指します。

森林限界を越えハイマツ帯の雪が繋がったルートを選びながら進めて行くと青空が見えだし美瑛富士の頂上稜線がくっきりと現れてきました。


1600mを越えるあたりからはガスが濃くなり登頂はあきらめスキー滑降を楽しみながらの下山


日本最大の高層湿原を持つサロベツ原生花園、大阪市とほぼ同じ、大雪山国立公園最大の銀杏ヶ原湿原もすっぽり入ってしまう広さです。遥か日本海の向こうにはまだ残雪をまとった名峰利尻山を望めます。


あちこちからエゾアカガエルの鳴き声、空にはヒバリの囀り、ハンノキの雄花が膨らみだし、ミズバショウやエゾノリュウキンカが咲き始めました。サロベツにも待ち焦がれた春の訪れを感じます。
6月中旬頃には黄色のエゾカンゾウが原野を埋め尽くします。日本国内でここにしか棲息していないコモチカナヘビ(爬虫類にはめずらしいおなかの中で卵を育て成体と同じ姿で生まれてくる)も観察できるようです。


昭和45年から30年余り原野一帯で泥炭採掘が行われていたしゅんせつ船が展示されています。



地上ではほとんど雪が融け春の装いが進んで来ていますが、大雪山はまだまだ深い雪の中、ここ忠別湖でもびっしりと氷が張りつめています。

東京からのリピーターさん、昨年の登頂に引き続き友人をお供しての挑戦です。

高曇りながら視界は良くトムラウシ、十勝連峰が遠望

出発時よりは風も弱くなった金庫岩付近


旭岳頂上からは表大雪の大パノラマ



旭川市近郊の嵐山公園では野鳥の姿が目立つようになりました。展望台付近でハシブトガラの群れかと観察していると中に今、人気のシマエナガが・・・・・・
大阪から来られたリピーターの母娘さん、旭岳登山の予定でしたが強風のため急きょ低山での自然観察に変更し、幸運にも雪の妖精に出会うことができ感動されていました。
画像はお二人が撮られたものをお借りしました。素早い動きで捉えるのがむずかしい相手ですがなかなか上手なものです。




ヤマゲラ