大雪山倶楽部

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2017.11.30 高尾山



高尾山に登る人は年間300万人以上にのぼるそうです(表大雪では12万人)。古くから信仰の山でもあり又、都心からわずか1時間で登山口に着く手軽さが多くの老若男女を惹きつける大きな理由でしょうか。標高599m、標高差400mの低山ですが登山初級者であってもコースによってはあなどれないところがあるようです。滑落などの事故で年間20名ほどのケガ人が出ているとの事。

ケーブルカー、リフトで中腹まで運んでくれるのも。

最も登山らしく歩けるという稲荷山コースで出発。しかしすぐに急な階段となり息が上がります。

名前の由来となっている旭稲荷

危険な小動物(スズメバチ、マムシ)や植物(ウルシ)などの注意書きが分かりやすく掲示してあります。

広葉樹、針葉樹の根の張り出しは登山道の土壌侵食が進んでいる証でしょうか。

頂上は広くしっかりと舗装され、トイレ、売店、食事、ビジターセンターなどの設備が良く整い、この11月はもみじ祭りで大変な人出だったそうです。イロハモミジがまだ紅く登山者の目を引いていました。視界が良ければ富士山、丹沢の山々が望める

 

高尾山ビジターセンターでは訪れる人が少なかったせいかていねいな対応をしてもらいました。

登山者の食べ残しや餌やりなどで猫やカラスが横行

70代、80代の高齢者の事故が多いとの事

高尾山薬王院本堂、観光客の多くはここで引き返す人が多い

天狗信仰の霊山としても知られる。

樹齢1000年を超える杉並木。登山道というよりは山寺の参道

 

 

 

タコ足のようなタコ杉

下山コースは1号路から琵琶滝経由で沢沿いの6号路を下りますが、多少荒れた道で法面が崩壊し倒木や危なそうなものも。

琵琶滝。修験者が今でも水行を行っているそうです。

斜面の土手によくみられるシャガ。中国原産のアヤメ科で可憐な薄紫の花を咲かせ、根が丈夫なためがけ崩れを防ぐ役割を担っています。

洗心七福神。お大師さま、不動明王、ユニークな七福神、お地蔵様などの神さま、仏さまたち

観光の山と思いながら来てみましたが、とても自然豊かで貴重な山だという認識を新たにしました。主要コースから外れると静かで穏やかな山歩きが楽しめ、都心にこれだけ近い所に手つかずの自然があることには大変な驚きでした。

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