2021.1.12 有利里山バックカントリー
- 2021年01月12日
- 大雪山 冬(山スキー)










大雪山倶楽部
〒078-8232 北海道旭川市
豊岡2条8丁目4番21号
TEL&FAX/0166-31-8228
携帯/080-5591-0809
代表/愛澤 美知雄
ほろたちスキー場。新雪パウダーを求めてオープン前からリフト乗り場には大勢のスキーヤー
南浅羽山コースへ
稜線へ出ると強風が出迎え
新雪が30㎝ほど、緩斜面ではブレーキがかかり止まってしまうことも。
旭川近郊の山は少雪のため幌加内へ、予想通り十分な積雪
知床羅臼からの山仲間も雪の多さとパウダーに興奮
650mほどのピークですが斜面と疎林のバランスが良く、特に初心者には打ってつけのゲレンデ
正面、太陽の真下辺りがピーク
天然のゲレンデ、滑りは最高
富良野岳北尾根、中央部岩峰が鉾岩。12月に入ると右奥稜線のジャイアント尾根には極上パウダーを求めてバックカントリースキーヤー、ボーダーが押し寄せます。
本格シーズンを前に安政火口周辺まで足馴らしに我々も出発
積雪は1m弱とまだハイマツが完全に埋まっていない状態。D尾根と崖尾根の間を安政火口方向へ
崖尾根を詰めると三段山へ
正面に上ホロカメットク山、八手岩
化物岩から上ホロへの険しい稜線、下部の谷間が安政火口
標高1400mの雪質はやや重でしたが、まずまずの滑り出しでした。
凌雲閣からの眺めは絶景ポイント
この時期には珍しくパウダーの新雪が20㎝ほど積もり、楽しみなスキー山行になりそう。
森林限界あたりでは極上のパウダーが迎えてくれました。
ダケカンバの満開の霧氷と青空のコントラストが目に眩しく映ります。
1300mの台地は大ゲレンデ
思い思いにシュプールを描き大満足
羅臼、札幌、函館からの山仲間とのスキー交流山行。降りてからは楽しい酌み交わし交流会が待ってます。
愛別岳南斜面は雪が消えすっかり夏山の様相を見せています。沼ノ平はまだ1m以上の積雪があります。
当麻乗越を目指して山スキーで沼ノ平湿原を軽快に
雪質は硬めのシャーベットに所々アイスがまだら状に現れ、締まった表面をスキーシールが小気味よくスキーを運んでくれます。
当麻乗越から沼ノ平を望む紅葉期の景色は息をのむほど美しい
当麻乗越からまだ雪深い旭岳北斜面と熊ヶ岳
この日はエゾナキウサギの初鳴きと軽やかに囀るギンザンマシコも観察できました。
1800m地点から愛山渓温泉まで5㎞の大滑降
恵庭岳、札幌オリンピックでは滑降競技が行われました。右隣り、横に延びる稜線が漁岳
南側には風不死岳(フップシダケ)とドームの樽前山。三山とも支笏カルデラの外輪山
毎年、恒例の札幌、羅臼、旭川の山仲間が冬山に集う交流山行に今年は漁岳へ。
展望が開け結氷している秘湖オコタンペ湖と恵庭岳が眼下に見えてきます。雪質はクラストした雪面にうっすらと雪が積もったまずまずのコンディション
1175m地点
恵庭岳がほぼ姿を現し、支笏湖もはっきりと湖面が確認できます。
旭川市の郊外、江丹別拓北からの深すぎるラッセル。頂上稜線に近づくにつれ疎林となり下りの滑りを期待しながら苦闘が続きます。
冬路山標高625mの手製の標識
深川のイルムケップ山塊に属し、標高(796m)の割に積雪量が多く、雪質も軽くいたるところに疎林の広い斜面があり思う存分山スキーが楽しめる。
D尾根経由で上富良野岳へ。雪面はツボ足でも行けそうな湿雪ですが稜線直下の急斜面は全員シートラーゲンで担ぎ上げでした。
天気予報が少し外れたのか素晴らしいスカイブルーがどこまでも
ハイマツ漕ぎもこの時期ならではの登山方法
D尾根上部まで来ると上ホロ・十勝本峰がくっきり
安政火口崩壊地の荒々しい地形
三峰山、富良野岳
上富良野岳頂上はすっかり雪が消え夏山の様相
富良野岳の向こうには芦別岳、夕張岳
東にはニペソツ、石狩の東大雪が遠望 (ニペソツ山は幌加温泉コースでの開通に向けて調査中との事)
上富良野岳頂上からD尾根と崖尾根(右側)