大雪山倶楽部

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代表/愛澤 美知雄

 

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2012.3.28 旭岳



快晴、気温-10℃、風速5m、降雪60cm、視界良好。2日間降り続いた雪は膝上にまで達し、春を感じさせるやや重の雪ですが雪面には何ひとつ足跡のない無垢の雪原。スノーシューで先頭を歩かれ雪の深さに悪戦苦闘されている方に替わり山スキーで久しぶりのラッセルとなりました。

南方向にはオプタテシケ山、美瑛岳、十勝岳、富良野岳と連なる十勝連峰を眺望できました。

山スキーのパーティが一列にトレイルをたどり旭岳へ向かっていきます。

6合目近くの斜面には強風によって出来る雪の風紋シュカブラが見事に発達した姿が見られました。

頂上稜線がはっきりと遠望でき右肩の金庫岩も角砂糖のように見えます。7合目付近

旭岳南斜面奥には高根ヶ原、忠別岳、化雲岳、トムラウシ山、東方向に二ペソツ山、石狩岳などの名峰を持つ東大雪の山並み。

強風と雪による造形、海老の尻尾が岩に見事な姿で迎えてくれます。8合目付近

まだまだ雪深い衣に包まれ静かに眠っているトムラウシ山。まるで白い城塞を思わせます。

金庫岩から地獄谷、姿見の池方向を覗き見た画像下の雪の筋は下から吹き抜ける強風によって海老の尻尾状に形成されたもの。

旭岳頂上から東方向、熊が岳、北鎮岳、凌雲岳、黒岳。烏帽子岳が眺望できました。黒岳、間宮岳の頂上稜線は強風によって雪が飛ばされ地肌が露出しているのが確認できます。

右手前から後旭岳、白雲岳、緑岳、赤岳そして更に奥には北大雪の山並みが眺望できます。

北方向には当麻岳、安足間岳、比布岳、鋸岳、北鎮岳、更に手前の雪原は7月末になると見られるチングルマの大群落を擁する裾合平、その右奥には中岳温泉と続きます。

 

頂上は1mほどの積雪で頂上柱もご覧の通り、海老の尻尾も北西からの風により風上に成長しているのが分かります。

 

大雪山倶楽部では5月連休頃までスノーシューハイキングを行っています。まだまだ楽しめます。

●夏山シーズン(グリーンシーズン)更新しました。

 

 

 

 

 

 

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